お久しぶりです。
11月15日に映画を4本ほど見てきました。
「魔法少女まどか☆マギカ叛逆の物語」
「サカサマのパテマ」
「寫眞館」
「陽なたのアオシグレ」
の4本です。
ここからネタバレ(?)あります
まず、まどマギの感想から。
まずこの叛逆の物語を見て思ったのは前の劇場版、前編後編はTVシリーズを見ていない人の為の物なんだなと実感しました。最初まどか、さやか、マミなどがみんな魔法少女になって戦っているのだが様子がおかしい、なぜならそこに敵であるはずのシャルロッテのようなキャラクターや杏子が仲間として一緒に戦っているのだ。
TVシリーズや前編後編を見ているならば違和感を感じるだろう。そして、そこにほむらが転校してくる。そしてスーパー戦隊のように揃ってみんな魔法少女に変身して戦う。その戦う相手も「魔女」ではなく「ナイトメア」という存在と戦っている。
変身シーンが千手観音やらなんかすごいことになっているとは聞いてはいた。実際見たら確かに杏子の変身シーンは千手観音にもみえる。さやかの変身シーンは「紅三四郎」のOPかな?と思ったのが第一印象だ。全体の変身の印象としてはセーラームーンの変身を見ているような感じだった。
EDの内容として印象に受けたのが「沙耶の唄」の沙耶と郁紀の子孫によって世界が侵略されるEDが頭をよぎりました。ほむらもインキュベーターから見たら本当に幸せにに見えないけれども本人たちが幸せならば幸せなんだろうというのを実感させられました。
作画的なお話としてエフェクト作監に橋本敬史氏を迎え入れての事でしたがすごいですね、いつもの氏の色々な色を使用したエフェクトではないのですがいつもの氏のエフェクトの上にテクスチャが貼ってあり情報量が多くなっております。
女の子もメインアニメーターである菊田幸一氏のちょっとムチッとした感じが出ていてものすごく好みでした。
以上が「魔法少女まどか☆マギカ叛逆の物語」感想でした。
次に「サカサマのパテマ」です。
最初に完全に引っかかりましたね、監督の思惑に。
サカサマ人であるパテマとアイガ君主国の少年エイジとの冒険物なのかな?と思いましたが最後にひっくり返すような事があり。やられた-!って思いました。
パテマの救出の際にサカサマ人のポルタとエイジの掛け合いも面白かったですね。二人ともパテマに好意を寄せているのがまたいい感じにすとーりーを面白くする要因でもありました。
最初アイガ君主国が正常な人々の国であり世界がこれしか残っていないのかと思っていました、というか思わされてました。しかし、サカサマ人である地下集落の下にまた知らない世界が有りました。そこが本当の地球の地上だと思われます。なぜならアイガ君主王国には野生動物の描写などが一切有りませんでした、それに星空はあっても月はありませんでした。しかし本当の地上には月もあり、野生動物も居ました。そこまで来て初めてしてやられました。
いろんなこと考え、コレは本当に真実なのか?嘘なのか?考えながらパテマ、エイジに自分がなりきって見ると面白いと思います。
次に「寫眞館」です
寫眞館は明治、大正、昭和の移り変わりが寫眞館の主人と女の子によって描かれていました。声はなくBGMが流れているだけでしたが、寫眞館主人が女の子を笑顔で写真を撮るために笑わせようとして、明るく振る舞ったり、お父さんの戦死してその写真を受け取ったり、息子も戦死してその写真を受け取ったりその寫眞館の主人が関わってきた仕事、それがよくわかり、表情も豊かでとても見やすかった。
流石ベテランなかむらたかし氏だなと痛感した。
次に「陽なたのアオシグレ」です
ちょっと妄想しがちな陽向それといつも優しい時雨ちゃん、その時雨ちゃんが転校してしまう、でも気持ちを伝えれれないまま転校の日が来てしまった。そして走って時雨ちゃんに気持ちを伝えに行く!
陽向が決意し、階段から飛び降りるシーンは本当にフミコを思わせるような感じでした、その時雨ちゃんに気持ちを伝えるためになり振りかなって居ないところとかがむしゃらなところはとても熱意を感じました。特に妄想世界の色使いは綺麗だと感じました。
すごく熱意の感じる作品で良かった。
これからも石田裕康氏の作品には注目したい。
やはり、この4本を一緒に見るのは良くなかったかもしれない。しかし、どれも個性的で面白い作品ばかりだった。そして、これからもどんどんアニメ映画を盛り上げていって欲しいと感じた。
0 件のコメント:
コメントを投稿